2020年9月16日水曜日

vol.3 ログハウスの基礎工事、電気工事、水道工事業者探し

ログキットの発注は済ませた。
いままではどのメーカーにするか。
このログキットにするか。間取りはどうするか?
などと、迷うことが多かったが、発注してしまえば決心がつく。
あとは完成に向けて動き出すだけだ。



業者選び


いかにログハウスのセルフビルドとは言え、基礎工事や電気工事、水道工事など
専門的なことは素人には不可能だ。
これは迷うことなく専門業者にやってもらうことにした。

しかし、こういった業者のつてはなく、まずはスマホで近所の業者さんに
手当たり次第に電話をかけて聞いてみることにした。

まずは基礎工事をやってくれる業者さん。


しかし、意外とないものだ。
住宅の基礎工事そのものをやっていなかったり、ログハウスの基礎工事はやったことがないとか。

考えてみれば、いきなり得体の知れない人からログハウスの基礎工事の依頼がきても
二つ返事とはいかないだろう。みつかるはずがない。田舎は特にそうだろう。


そこで、以前実家のエアコンの電気工事をしてくれた業者のN氏にダメもとで連絡してみた。
このN氏との出会いが、手こずっていた業者選びを一気に進めることになる。



電気工事業者


電話をかけるとN氏はすぐに家まで来てくれた。
ログキットの図面を見ながら、電気のスイッチが必要なところなどを細かく教えてくれる。

盲点だったのが分電盤だ。
分電盤には家中に張り巡らされた電気の線がまとめられる。
そのため、分電盤近くには電気の線の束が入るだけの隙間が必要になってくる。

なるほど。

もうこの人しかいない。
図々しくも見積もりをお願いした。




N氏に基礎工事と水道工事業者を紹介してもらった。
どちらも一緒に仕事をしたことがあるらしい。
仕事ぶりも人柄もN氏のお墨付きだ。


その後、基礎工事と水道工事のお願いに行く。
事前にN氏から連絡があったようで、こちらの情報は既に伝わっていた。
そして、両社とも快諾してくれた。


電気、基礎、水道は同じ現場で一緒に仕事をすることが多い。
業者同士の繋がりができているのはこっちとしても心強い。

そして何といってもN氏との出会いは大きい。
強力な助っ人を得たような気分だ。
(このN氏、仕事が迅速かつ丁寧。まさにできる男といった感じだ)



専門業者のめどもたった。
後は建築確認申請をして確認がおりたら、詳細な図面を持って正式にお願いにいく予定だ。



次回は難関『建築確認申請』
果たしてうまくいくのだろうか?

2020年9月12日土曜日

vol.2 ログキットの申し込みと発注

景観条例の許可をもらったらいよいよ発注だ。

最終的な見積もり依頼


最初の段階で大まかな見積もりはもらった。
構想が具体化してくると、今度はいろいろなオプションがでてくる。
そのオプションを追加した最終的な見積もりをだしてもらうことにした。

しかし、オプションの項目にでてくる言葉が専門的過ぎて分からないことだらけだ。
ひとつひとつスマホで調べそれが何なのかはわかるが、果たしてそれが必要なのかどうかはまではわからない。

そんなとき親身になって対応してくれたのがログハウスメーカーのスタッフさんだ。
スタッフさんのアドバイスでオプションも『あったほうがいいものとなくてもいいもの』がみえてくる。それを元に判断していった。


何度もやり取りを重ね、最終的な見積もりをだしてもらった。



ログキットの申し込み


まずはログキットの申し込み。
申込書に必要事項を記入し提出。この時点で申込金を払う。

大金を払うということと、もう後へは引けないということで緊張感が増してくる。
それと同時にログハウスを建てるということの現実味も沸いてくる。


数日後入金確認書も届き、いよいよ具体的に進んでいくことになる。



ログハウスメーカーさんとの打ち合わせ


ログハウスメーカーのスタッフさんが、遠路はるばる我が家にやってきてくれた。
現地確認も兼ねて詳細な打ち合わせを行う。

以前だしてもらった見積書を見ながら再度その必要性について教えてもらう。
ログハウスの特徴や注意点なども、素人にとってはありがたいアドバイスだ。

雑談を交えながらの楽しい時間だった。
こうして実際に会って話すとグーンと身近な存在になる。



いよいよ発注だ!


スタッフさんとの打ち合わせを済ませるといよいよ発注だ。
その場で発注書に記入し提出する。
またまた緊張感が走る。

発注時に全費用の半分を支払うことになっている。

とりあえず今回は手持ちの貯金でなんとか賄う。
打ち合わせの数日後に送金した。



どうにかこうにか発注までこぎつけた。


次は基礎工事や電気工事、水道工事をやってくれる業者探しだ。

2020年9月10日木曜日

vol.1 ログハウスメーカー選びと景観条例

ログハウスメーカー選び


まず最初に取りかかったのがどんなログハウスにするかだ。


  1. 予算
  2. セルフビルドが可能な大きさ
  3. 見た目
  4. 使い勝手のよい間取り

以上のようなポイントを重視しながらログハウスメーカーを決めることにした。


『ログハウス』『ミニログ』『セルフビルド』『キット』
などと検索キーワードを入力しパソコンで検索する。
かなりの数のメーカーがヒットする。

ひとつひとつチェックするがどれもよく見えて、とてもとてもすぐには決められない。



何度も何度も繰り返し見て、いいなと思うものをいくつかピックアップする。

  1. 予算
  2. セルフビルドが可能な大きさ
  3. 見た目
  4. 使い勝手のよい間取り

以上のポイントから3社に見積もりを依頼することにした。

電話やメールでやり取りしていると、スタッフさんの対応の違いも見えてくる。
すぐに見積もりを送ってくれるところもあれば、
メールで質問しても結局返事がこなかったところもある。

見積もりの出し方にしても様々だ。
分かりやすいものから、そうでないものまで。


ログハウスメーカーを決めるポイントとして、上記4点に加え
『5.スタッフさんの対応』が加わる。


穴が開くほど見積もり書を眺め、
そして今後お付き合いすることになるスタッフさんの対応を加味して
一社に決定した




景観条例

各自治体によっては『景観条例』というものがあるらしい。
私が住んでいるところでも、平成26年から景観条例が施行されている。
そのため、建築することの許可を市からもらわなければいけない。

ログハウスメーカーを決めログのキットも決めた。
それを元に景観条例の届け出だ。

※キットによっては22条地域に対応していないものもあるので
建てる場所が22条地域かどうかを確認しておく必要がある。


大規模行為等に係る行為の(変更)届出書

まずは『大規模行為に係る行為の(変更)届出書』を
添付書類とともに市役所に提出しなければいけない。


提出書類

  • 届出書
  • 位置図:方位や道路、建築物の位置
  • 配置:方位や敷地の形状。敷地内の既存建築物の位置。隣接する道路の位置や幅員
  • 立面図:各面の方位及び寸法
  • 現況写真
  • 同意書等事業内容を説明したことがわかる書面:近隣住民へ説明したことを証明する文書

以上の書類を揃えて市役所に提出した。

提出後、約1週間で『審査結果通知書』『届出対象行為の完了届』が届く。


審査結果通知書


審査結果に問題がなく建築できる旨が書いてある。
これで自治体からの許可を得たことになる。


届出対象行為の完了届


建築が完了したら提出する書類のようだ。
完了するまで大事に保管しておかなければいけない。



ここまで済んだらいよいよログキットの発注だ。

2020年9月8日火曜日

ウッディライフ物語/プロローグ

2020年7月 東京から地元九州へとUターン。

ざっくりと今後の計画はあるものの、具体的にはまだ何も決まっていない。
とりあえずログハウスを建てることだけは決めている。

しかし、ログハウスに関しては素人で、しかもセルフビルトとなればずぶの素人だ。


どうにかなる!
どうにかしてやる!

根拠のない自信とともに動き始める。



ウッディ小僧のウッディライフ物語

はじまり、はじまり~~~!