2020年12月23日水曜日

vol.5 素人による建築確認申請…ついに建築確認済証をゲットしました!!

 長い長い戦いがやっと終わった!!


最初に建築確認申請書を提出してから早2か月。
途中、違反建築発覚というハプニングに見舞われたが、それもどうにかクリアし
やっとのことで申請をクリアし建築確認済証なるものをゲットすることができた。

いやぁ~! 実に、実に長い道のりだった。




建築確認申請の添付書類


建築確認申請書の他に添付書類の種類が半端ない。
しかも、それが何なのか、単語の意味からして分からない。
厄介だ!
ここに添付書類を挙げてみよう。

地図・配置図・求積図・平面図・立面図・断面図・短計図・基礎図・構図(字図)
ダボ計算書(構造計算書)・建築確認事前調査報告書・24時間換気のパンフレット


ダボ計算書(構造計算書)


当初県の窓口に確認したときは、小さい家なのでこのダボ計算書は不要ということだった。
安心して進めていたところ、やっぱり必要ということになり対応に追われる。

自分でやろうと一度は試みたがやはり素人には無理だ。
十万円弱を払いプロにお願いした。
出来上がりを見たがやはりさっぱりわからない。やはり素人では無理だったと納得がいく。

が、一度は不要と言われたのに!
多少モヤモヤが残る。


平面図


平面図は単なる平面図ではなかった。
今は『24時間換気』というものが必ず必要で、部屋の中の空気の流れを記入しなければならない。
しかも、『24時間換気の計算』『採光の計算』も必要だ。

何だそれは!?


調べに調べ、窓口の人に教えてもらいながらやっと計算することができた。

24時間換気の計算で出てきた値よりも、物(24時間換気扇)の能力が上回っていなければいけない。
楽天市場で品物を調べパンフレットも手に入れた。
このパンフレットも添付書類の1つだ。




その他にも細か過ぎて厄介なことがたくさんあった。
県の担当者から訂正箇所の指摘があり、訂正して再度提出するもまたまた訂正の
指摘が・・・

しかも、担当者の人もログハウスのセルフビルド、しかも個人で申請するパターンは初めてということで、言わば素人同士の建築確認申請だ。
問い合わせても返答に時間がかかり、なかなか前に進まない。


そんなこんなで2か月が過ぎた。



そして・・・
やっと、やっと、やっと!

建築確認済証を頂くことができた!




自分で建築確認申請をしてみて


通常は1~2週間程度で済むはずの建築確認申請が2か月もかかってしまった。
途中、違反建築発覚というハプニングはあったにせよ、かなりの時間を要した。

だが、建築確認済証を受け取ったときは天にも昇るほどの喜びだった。
自分でがんばったという達成感と充実感がこみ上げる。


この建築確認申請は通常は業者(メーカー)にやってもらうのが一般的のようだが
それにはかなりの費用が発生する。
メーカーによっても様々だが、今回の場合は50万円弱がかかるはずだった。


がんばった結果この50万円が浮いた。
それも嬉しいことだ。



始める前にインターネットで情報収集をした。
どこを読んでも、『自分で建築確認申請するのは難しい』
『かなり大変だった』などというコメントが多くみられた。

本当にその通りだった。難しかったし大変だった。
ひと昔前に比べると建築基準法が少しずつ厳しくなってきて、自分でするのはかなりハードルが高くなっているようだ。


しかし、どうにかこうにかやり遂げた。

次は基礎や水道、電気工事など業者との打ち合わせに入る。
そして、キットの搬入までもう少しだ。