アスファルトルーフィングを貼ったら一応雨はしのげる。
不思議なものでアスファルトルーフィングの固定はホッチキスのようなタッカーでまんべんなく留めていく。
普通であれば穴だらけになるはずだが、これが不思議なことに雨漏りはしないらしい。
アスファルトに合成ゴムや合成樹脂を配合してある。
ゴムによる伸縮性があるため、釘やタッカーで固定してもそこから漏れることはない。
不思議というより感心する。
アスファルトルーフィングで雨はしのげるようになったが、やはり屋根材は急ぎたい。
天気予報を気にしなくていい日が待ち遠しい。
ということで、いよいよ屋根材突入だ!
アスファルトシングル
アスファルトシングルの裏にシングルセメントという接着剤を塗って貼っていく。
釘打ちラインに沿って1枚につき3~4カ所釘を打って固定。
専用の道具がないため、シングル材のカットはカッターやハサミで。
シングルセメントは細い板を使って塗っていく。
ネット情報によると『アスファルトシングルは簡単にカッターやハサミで切ることができる』と書いてあった。
とんでもない!
カッターで切ろうにも刃が入っていかない。
ハサミだと何とか切ることができるが手は豆だらけだ。
シングル材がハサミにこびりついて段々と切れ味が悪くなるのだ。
シングルセメントは、気温が低いと固まって塗りにくい。
逆に気温が高いとトロトロになり、塗ったところが流れていく。
なんとも扱いにくい代物だ。
アスファルトシングルは重ねる部分が多くて、やってる割には進みが遅い。
足場が斜めということで、ルーフィング貼り同様腰にくる。
モチベーションが下がりまくる。
途中雨で中断したが、3日ほどでアスファルトシングル貼りが終了した。
これで完全に雨がしのげる嬉しさと、屋根に上らなくていいという安ど感。
終わってみて思うのだが、最初に野地板貼りで屋根に上ったときは高所の恐怖感と、野地板に体重をかけることの不安感で、まるでなりたてのスパイダーマンのように四つん這いで移動していたものだ。
最後のほうでは余裕で二足歩行ができるようになった。慣れとは凄い。
屋根部分が終了した。
次は床材だ。